職場の異動が決まった時の心掛け
人事異動の季節が近づいてくると、職場内は何となく雰囲気が変わってきて落ち着かないような感じになります。「誰かがよそへ異動するらしい」や「新しい上司がやって来る」など皆そわそわしたり情報や噂が飛び交います。
そうこうしていると自分が異動することになる場合があります。ある日上司から別室や皆がいないところに呼ばれ、内示を伝えられます。異動の理由や次の仕事の内容など事務的な内容が話されることになりますが、上司から声をかけられたなら冷静に対処し覚悟を決めるしかありません。
自分の希望する異動なら嬉しいことですが、当然ながらそうとも限らず、不本意な内示に一瞬頭の中真っ白になって上司の話に上の空になるかもしれません。しかし、感情的にならないで、良くても悪くてもひとまず心を落ち着かせることが大事です。異動の報告がされれば、そう簡単に覆ることがありません。
ただ、少しでも不安を小さくするためにも、どんな場所であるのか、どんな人が働いているのか、聞けるところは聞いておくといいでしょう。
また、異動を宣告した上司やお別れする現場の同僚が、仕事に厳しかったり嫌な人だとしてもきちんとお礼を言っておき、今後どのような付き合いがあるかも分からないので関係を良くしておくのが大事です。
実際、異動の話を聞いたとしても、正式な辞令が出るまでは誰にも言わないで欲しいと言われることもあるので、そのタイミングまでは口を閉ざしておくことが重要です。